「頭痛でお困りの方へ」~緊張型頭痛


鎮痛剤で「対症療法」するのはもうやめませんか?

頭痛にも種類があります。

まず頭痛にも様々な種類、症状があります。
「緊張型頭痛
「片頭痛
「群発頭痛」の3つが代表的です。

緊張型頭痛と片頭痛が、混在する人もいます


緊張型頭痛について

無理な姿勢の維持や、長時間のパソコンの使用により頭皮から首~肩にかけての筋肉が緊張して、
血管の血流が悪くなった状態。
血流が悪くなると、疲労物質や乳酸などの血液中に入っているとよくないものが筋肉内にたまり、
これが神経を刺激して痛みを引き起こします。

臨床上、首の長い方や首回り、肩の筋肉が少なくて頭部をしっかり支えることができない人ほど
頭痛を引き起こしやすい傾向があります。
また、精神的なストレスによる緊張型頭痛もあります。

自覚していない、身体的なストレスがなくとも、精神的なストレスのみが原因で頭痛を発症するケースも多々あります。
精神的に緊張した状態が長時間続くと、脳の痛みを調整する部分が機能不全を起こし
頭痛を引き起こします。
性格が生真面目な方、几帳面さを持った繊細で優しい方がかかりやすいといわれています。



症状

緊張型頭痛の場合は、にぶい痛みが特徴ですが我慢できないほどではないことがあります。
数時間~数日に繰り返し起こる場合と、持続的に、朝晩日中を問わず毎日続くような場合があります。

パソコン作業や、長時間のスマホ、下向き・上向き問わず、首が長い間ロックされるような人に多く、
根本の改善として日常生活の習慣を変えることも改善には有効です。

また、緊張型頭痛と片頭痛が併発することもあります。
緊張型頭痛は、片頭痛よりも痛みは少ないですが、頭が締め付けられるような頭の想い状態が起こります。

ストレスから解放されてホッとしたときに起こるのが片頭痛になります。
それに対して緊張型頭痛はストレスによって頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があります


その多くは眼精疲労をはじめ、首筋のこり、ひどい肩こりを伴います。
一般に、片頭痛の患者さんは頭痛のないときには頭がすっきりしていますが、
緊張型頭痛を併発すると、いつも頭が重いような状態が続きます。
日中もずーっと続くようなら緊張型頭痛の可能性があります。


私の考えでは、頭痛の原因は「酸欠・貧血・血流不足」によるものと考えています。

脳内に流れ出ている血液や酸素が足りないと、体の中で不足しているものを補おうと脳が感知します。
それによって、痛みを発して心臓から新鮮な血液を補おうと異常ともいえる反応が起こる=これが頭痛の原因と考えています。

つまり、脳への血液の循環、酸素が行き渡っていれば頭痛は起こらないと考えて、治すべきは首や肩だけでなく
全身の血流、内臓から自立神経、肺の動きや頸椎を通っている血管が正常に機能できるように調整すれば、頭痛は改善すると考えられます。

特に頸椎はデリケートな部位であり、脳と心臓を密接につなぐ血管が通っています。
たった数センチ、数ミリの頸椎のずれで「頸椎の横を走る血管」に圧迫が加えられてうまく血液が流れなくなっていることもあります。


軽い症状であれば

基本的に軽い症状であれば、自宅での過ごし方や少しの工夫で改善することができます。

・日ごろ感じているストレスの解消
・リラックスする時間を設ける
・肩回しなどをはじめとする体操をする
・筋肉の緊張をゆるめる

シンプルですが、これらを満たしていれば自然と緊張型頭痛は改善しますが、あくまで軽度の話。

予防や痛みを抑えるために、日ごろから意識してみてください

こんな場合は当院へ


  • 首の痛みが気になって仕事に集中できない
  • 朝晩にかけて痛みが強い。夜は頭痛で眠れない
  • 首の痛みが肩や背中まで広がってきている
  • 長年首の痛みがあり治らないと諦めかけている
  • 首の痛みのせいで頭まで痛くなる寝違えを何度も繰り返している

    など、さらには我慢できない痛みはすぐの受診をおすすめします。

耐えれないほどではないけど、いつも頭痛を感じていたり、頭が重い、こめかみが痛いなどの症状も
ご来院のサインとなります。

当院の治療法

まずは、引き起こしている頭痛はどこにあるのか?その原因にアプローチしていく必要があります。
当然、人間は二足歩行で歩いているので、立っているときの姿勢を重要視します。
骨盤や肩甲骨など全身の骨格のバランスを調整します。そして良い姿勢を楽に維持できるように、
全身を整えていきます。

ただ、当院では俗にいう「真っすぐ」が正しいという概念では治療していきません。
その方がどういう姿勢だと楽なのかを判断し、適宜、オーダーメイドの全身整体を行っていきます。

そして、大切な頸椎の治療です。

頭痛の原因とされるのは、基本的に「頸椎2番あたり」にあるとされています。※原因がそこではないことも多々ありますが、ここでは広義の意味で頸椎2番と記します。

頸椎のずれについて焦点をあてて全身を整えて最後に施術します。

患者様からすると頭を持ち上げられて、おろされた。
これだけの感覚です。


一度受けていただくとわかりますが、特に治療に痛みはありません。

頸椎のずれを7番以下から一つずつ触診していき、そのずれを生み出している


「圧力を空気中に移動」させていきます。

不思議な感覚を覚えると思います。
治療後は、関節のずれがなくなり、首の横を走っている血管がうまく流れ出るようになり、
脳と身体をきちんとリンクできるようになります。
すると脳に心臓からの血液がうまく流れ出るようになり、脳を循環している血液をはじめ、循環していきます。
同時にリンパの流れまできれいに整うので目の開きがよくなり、顔のむくみまでもがきれいにとれることもあります。

頸椎の位置関係がきれいになると頭がうまく脊柱に乗るようになります。最小限の力で頭が骨盤と脊柱の上に乗るようになると副次的に、首や肩が凝りにくくなります。
つまり凝る必要がなくなるのです。今まで良い姿勢をとろうとしても、すぐに猫背になっていた方でも、「本当は良い姿勢は気持ちが良いんだ」ということが体でわかっていただけるようになります。首こりを治すのではなく、首こりを引き起こす姿勢のバランスを変えていくのです。その結果首が凝らなくなるのです。


当院独自の治療法で、私自身のべ38,000回の治療をしてきましたので、触診で的確に原因の特定をすることができます。


あなたの頭痛が一日も早く治るように、心から願っております。

温める?冷やす?

よく頭痛になったら温めたらいいのか?冷やしたらいいのか?という質問を頂きます。

答えとしては
「全部冷やしていい」
になります。

身体には恒常性(ホメオスタシス)といって体を一定に保とうとする働きがあります。

氷などで冷やした場合、身体を暖めようと反応して冷やした部位へ心臓からほかの部位よりも血液が多く送られていきます。簡単にいうと、冷やしたことが身体にとってダメージとなり、そこを早く治そうとする働きが起こります。
結果血液が循環し、頭痛のもとである、酸欠・貧血・血流不足の状態が解消されやすくなり、頭痛の症状が軽減します。

頭痛がする場合は目元にアイマスクをするように冷やすと効果的です。

目もとの神経は、脳と非常に密接にリンクしています。目元から額にかけて「冷やす」という刺激を送ることで、血管の収縮し、その後適度に拡張するので痛みの軽減に効果があります。

また、長時間の入浴や、アルコールは控えるほうが無難です。


日常生活の過ごし方から、頭痛になった時の食べ物までご指導させていただきます。


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